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言いたい放題の読書感想文

ジャンルを問わずいろんな本を読んでいます。 さいきんは、BLやロマンス小説が多いです。

東野圭吾「恋のゴンドラ」

東野圭吾「恋のゴンドラ」を読みました。

スキー関連の雑誌か何かの付録に収録されていたものをまとめたものです。
短編集ですが、それぞれリンクしているので1つの話として読むことができました。

感想としては、面白かったのですが、何だか古臭い。
いわゆるラノベジャンルに入るような軽いタッチで描かれていますが、ラノベは大好きだし良さがあるので、作風に関しては特に何も思いませんでした。
ただバブル臭があるというか・・10年ほど、いやもっと前の作品か?っていうくらい、読み始めは古臭さがありました。
スキーやスノボ好きには申し訳ないんですが、やっぱりピークを過ぎたスポーツって感じがするからかなあ・・いや、以前にも東野作品でウィンタースポーツを舞台にしたものがありましたが、それを読んだときは、すごく楽しそう、やってみたいと思いました。
しかしこの作品を読んでも、ウィンタースポーツの魅力は伝わってこなかったです。

あと恋愛とか結婚に関することとか、今とはちょっと違う、昔な感じだなーと思って、古臭いと感じました。この作品の前に読んだ「危険なビーナス」でも思ったけど、少し時代に取り残されているというか、創作意欲が下がってきているのかと感じました。

読んでて、最初の浮気男に腹立つんだけど、結婚前だからちょっとした浮気心くらい許してねという気持ち、ちょっとわかる気がします。
もちろんむかつくし、浮気なんて結婚相手を傷つけるだけだとわかってるんだけど、人間ってこういうところあるよね。むかつくけど、わかるってところが東野作品ならではだと思いました。
水城が少し憎たらしいと思ってギャフン展開を期待してましたが、結局はこういう男が結婚という形をとること自体がある意味懲らしめなのかもしれません。
日田くんはなあ・・いい男なんだろうけど、言わないとわからない鈍さというのも、魅力に感じる人はいるかもしれないけど、どうかな・・誰にでも優しいというのは優しさではないんだよ。
桃美が一番かわいそうな役だったので、最後にキレて終わるところはそれはそれでよかった。
日田くんならよい意味で鈍感だから、桃美ことも受け入れてくれそうだけど。
やはり浮気をした男は、浮気をするのなら潔くないと・・浮気相手の悪口を言ったり罪を押し付けるのは本当にゲスですな

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