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言いたい放題の読書感想文

ジャンルを問わずいろんな本を読んでいます。 さいきんは、BLやロマンス小説が多いです。

チャールズ・ディケンズ「大いなる遺産」下巻

チャールズ・ディケンズ「大いなる遺産」下巻を読みました。

お風呂本にしているので、読み終わるまで1か月近くかかってしまいましたが、面白かったです。
特に後半のピップを援助していた人間が明らかになってからは怒涛の展開で、最後は涙を流してしまいました。

ピップを援助していた人は、本当にあのおばあさんなのか?と疑っていたので、やはりという気持ちがありました。
ピップが拒否感を感じるのも納得だし、とても人間らしいなあと思いました。
でも拒否していた気持ちから少しずつ心を動かされているピップの様子も十分に理解できるので、最後の別れは本当に涙でした。

この本では、色々考えさせられました。
ジョーも、ピップを支援していた男も、そしてエステラの義母の最後の改心も。
そしてピップがハーバードに内緒に投資をしていたところも心が温かくなりました。
ピップって本当に誰もが持っている心の持ち主なんだなあと思いました。
ハーバードのような友達、清廉な心を持ったジョー、こんな人たちがいるのなら世界は平和なのになあ。
まあ、チョコチョコ嫌な奴も出てきましたが、ジョーのような人間になりたいと思いました。

最後、ピディと結ばれなくて良かった。
ピップがもしビディと結婚してたら逃げになると思ったし、ビディはジョーとは本当にお似合いだったから。
そして二人の子どもがまるで昔のピップとジョーのように見えたというシーンにじんわりきました。

この本は家族が購入して放置されていたの見つけて読み始めましたが、学生の時ではなく今だからこ理解できる部分もあったので、今読んでよかったと思いました。
大学生に古典文学を読ませるけど、本当はもっと年を重ねてからのほうが本当の面白さを知って楽しめるんじゃないかなあと思いました。
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