忍者ブログ

言いたい放題の読書感想文

ジャンルを問わずいろんな本を読んでいます。 さいきんは、BLやロマンス小説が多いです。

チャールズ・ディケンズ「大いなる遺産」上巻

チャールズ・ディケンズ「大いなる遺産」を読みました。

主人公が子供時代を振り返って語るところから始まる話で、最初は貧乏だったのにいきなり裕福な暮らしができるようになり、少しずつその生活に馴染んでいくまでが上巻で描かれていました。

翻訳ものは苦手意識があるのですが、やはりちょっとわかりにくいところが多かったです。
翻訳ってその匙加減が難しいですねえ。
訳者はもっと直截な言葉を使いたいと思うところも多いのでしょうが、もってまわった言い方をしなければならないところも多いので、本当に難しい。
1文がすごく長くてどこで切ればいいのか?と悩むことが翻訳ものは多いのがちょっと苦手です。
でもまあ、これくらいなら読みやすい方なのかもしれませんが・・・

主人公のピップは、お世話になったジョーの事を金持ちになったら恥ずかしいとかうとましいという気持ちを抱いて自己嫌悪に陥りますが、その気持ちはわかるような気がします。
そういう気持ちを抱くのは確かに悲しいけれど、人間なら誰でも持っているような気がする。
子どもが成長して親と一緒にいるところを見られるのが恥ずかしいという気持ちにも似ているというか、何とも歯がゆくて切ない気持ちです。

ピップはおそらくあの人が財産を譲ってくれるんだろうと思っていますが、はっきり描写されていないので実は別の人かもしれないんですよね。
それに子供の時に少しだけ助けてあげた囚人についても、今後も何か関係があるのかな?

エステラは高慢ちきで嫌な女だけど、こういう女に男ってひかれるんだろうな。
まあピップの場合は一目ぼれのようなものだから、エステラがもう少しいい子になったらいいのに・・

下巻を読みます。

拍手[0回]

PR

コメント

コメントする